アグリコン型イソフラボンにも種類があります

アグリコン型イソフラボンにも種類があります

イソフラボンは大豆に含まれているポリフェノールの一つ。

お豆腐や納豆、お味噌など、日本人は昔から大豆製品を日常的に食べてきて、イソフラボンも知らず知らずの間に、しっかり摂ってきました。

そのイソフラボンの、健康を支える秘密については、ここ近年いろいろと解明されてきました。

そのため「イソフラボン」という名前も、よく知られるようになりましたね。

でも実際は、詳しいことまではちょっと・・・という方がほとんどだと思います。

大豆イソフラボンの一つ「アグリマックス」を配合した「イソラ」を作っているながいきや本舗としては、「それはイカン!」ということで、今回は「イソフラボン」について少し詳しくご紹介してまいります。

まずはこちらをご覧ください。

イソフラボンの抽出方法

実は、イソフラボンの抽出・加工方法は、3種類あります。

1) 大豆胚芽抽出物 ・・・ 大豆胚芽部分から抽出したイソフラボン。発酵なし。

2) 発酵丸大豆抽出物 ・・・ 発酵した丸大豆から抽出したイソフラボン。

3) 発酵大豆胚芽抽出物 ・・・ 発酵した大豆胚芽部分から抽出したイソフラボン。

それぞれ少しずつ違いますね。

1)と2)は、抽出部位も違うし、発酵の有無が違う。

1)と3)は、抽出部位は同じだけど、1)は発酵なしで3)は発酵あり。

2)と3)は、どちらも発酵はするけど、抽出部位が違う。

そして、この抽出・加工方法の違いが、それぞれの特徴を生み出します。

1) 大豆胚芽抽出物 ・・・ グリコシド型で抗酸化力は低い

2) 発酵丸大豆抽出物 ・・・ アグリコン型で抗酸化力は低い

3) 発酵大豆胚芽抽出物 ・・・ アグリコン型で抗酸化力が高い

イソフラボンには2種類ある

同じイソフラボンでも、抽出・加工方法によって、型も「グリコシド型」と「アグリコン型」の2種類に分かれました。

この違いはなんでしょうか?

「グリコシド型」

納豆や豆腐、豆乳などの大豆食品のほとんどが「グリコシド型」です。

「グリコシド型」のイソフラボンには、その周りに「糖」がくっついています。

イソフラボンが吸収されるには、この糖が腸内細菌で分解されないといけないため、糖が付いたグリコシド型の場合、吸収効率があまり良くありません

また、腸内細菌の働きには個人差があるので、イソフラボンを吸収“しやすい人”と“しにくい人”の差が出てきます。

一般的に、グリコシド型イソフラボンの吸収率は摂取量の約2割ほどで、吸収までにかかる時間は 6-8時間と言われています。

「アグリコン型」

「アグリコン型」は、イソフラボンの周りの糖がすでにはずされている状態です。

よって、腸内細菌の働きに関係なく、胃や小腸ですみやかに効率よく吸収されます

また個人差も少ないです。

吸収率は、グリコシド型イソフラボンの3倍以上で、約2時間ほどで吸収のピークを迎えます。

大豆製品では、唯一お味噌が「アグリコン型」です。

アグリコン型にも3種類ある

このように、同じイソフラボンでも、糖がついている「グリコシド型」より、糖がついていない「アグリコン型」の方が、吸収率が高く個人差が少ないので、効率がよさそうです。

でもこの「アグリコン型」にも3種類あるので、注意が必要です。

その3種類とは、「ダイゼイン」「ゲニステイン」「グリシテイン」で主に働きの強さが異なります。

一番強いものがゲニステイ、次がダイゼイン、一番弱いのがグリシテインです

こう見ると、一番働きが強いゲニステインが一番良さそうですね。でも、強いということは、からだへの影響力が強いということで、強すぎた場合が心配されます。

一方、一番弱いグリシテインだと、からだへの影響力がほとんどなく、それでは摂っている意味がありません。

よって、真ん中のダイゼインが、からだへの影響力がマイルドな分だけ一番からだにやさしく、その作用もおだやかで安心、と高い評価を得ています。

それでは一番「適切」なイソフラボンは?

以上、大豆イソフラボンについて、いろいろとご説明いたしました。

ここで、初めの抽出・加工方法を思い出してみましょう。

それぞれの特徴をまとめると、次の通りです。

1) 大豆胚芽抽出物

大豆の胚芽部分から抽出。種類はグリコシド型。

吸収率が悪く個人差がある。抗酸化作用が低い。

2) 発酵丸大豆抽出物

発酵した丸大豆から抽出。種類はアグリコン型。

吸収率は良いが、抗酸化作用が低い。

またアグリコン型でもゲニステインが一番多いので、からだへの影響が心配される。

3)発酵大豆胚芽抽出物

発酵した大豆胚芽部分から抽出。種類はアグリコン型。

吸収率は良く、抗酸化作用も高い。

またアグリコン型でもダイゼインが一番多いので、からだにやさしい。

このように見てくると、大豆イソフラボンの中でも、一番からだに適切なのが、「発酵大豆胚芽抽出物」だということがわかります。

なので、ぜひ発酵大豆胚芽抽出物を!・・・と、ちょっと待った!!

実は、この「発酵大豆胚芽抽出物」の中にも種類があります。

その中の一つ、特許技術によって「黒麹菌」で発酵させた発酵大豆胚芽抽出物「ダイゼインリッチアグリコン型大豆イソフラボン」で、「AglyMax®︎(アグリマックス)」がついたイソフラボンに、要注目!です。

 

▼ダイゼインリッチアグリコン型イソフラボン「アグリマックス」配合 イソラ

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店長松村恭子

私が書いています

松村恭子
1966年11月山口県生まれ。丙午のさそり座で、超気性は激しいはずですが、実際は…?

2009年よりながいきや本舗店長として、たくさんのお話をお伺いしています。

また、TCマスターカラーセラピスト、食育指導士としても活動しています。

家族は旦那。夫婦二人を謳歌中です。
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