妊活・妊娠中のコロナウイルスワクチン接種について【ながいきや本舗妊活情報】

世界で進んでいる、新型コロナワクチン接種。
日本でも2月半ばあたりから、ワクチン接種が始まるようですね。

ワクチンを打つ、打たないについては、それぞれいろいろな考え方がありますが、そもそも妊婦さんや妊活中の方は、接種しても大丈夫なのでしょうか?

この度、妊活や妊娠に携わる医師の学会の、日本産婦人科感染症学会・日本産科婦人科学会 から見解が出されましたので、ご紹介いたします。

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日本産婦人科感染症学会および日本産科婦人科学会として、現状において以下の提言をします。

1) COVID-19 ワクチンは、現時点で妊婦に対する安全性、特に中・長期的な副反応、胎児および出生児への安全性は確立していない。

2) 流行拡大の現状を踏まえて、妊婦をワクチン接種対象から除外することはしない。
接種する場合には、長期的な副反応は不明で、胎児および出生児への安全性は確立つしていないことを接種前に十分に説明する。
同意を得た上で接種し、その後30分は院内での経過観察が必要である。
器官形成期(妊娠12週まで)は、ワクチン接種を避ける。
母児管理のできる産婦人科施設等で接種を受け、なるべく接種前と後にエコー検査などで胎児心拍を確認する。

3) 感染リスクが高い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している方は、ワクチン接種を考慮する。

4) 妊婦のパートナーは、家庭での感染を防ぐために、ワクチン接種を考慮する。

5) 妊娠を希望される女性は、可能であれば妊娠する前に接種を受けるようにする。(生ワクチンではないので、接種後長期の避妊は必要ない。)

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正直、ワクチンは作られたばかりで臨床結果データが十分ではないので、確実なことは言えない、という感じですね。
特に妊娠中の場合は、毎日のようにからだが変化しますので、そうでなくてもわからないことが多い時期。
大丈夫とは思うが慎重に、といったところでしょうか。

妊活中の場合は、妊娠中コロナにかかると今のところわからないことばかりなので、その懸念を払しょくするために妊娠前に摂取しておく、というのは”あり”だと思います。

接種後の長期の避妊は不要、ということですので、この点も安心です。

詳しくは、「COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ」(日本産婦人科感染症学会・日本産科婦人科学会 令和3年1月27日)をご参照ください。

店長松村恭子

私が書いています

松村恭子
1966年11月山口県生まれ。丙午のさそり座で、超気性は激しいはずですが、実際は…?

2009年よりながいきや本舗店長として、たくさんのお話をお伺いしています。

また、TCマスターカラーセラピスト、食育指導士としても活動しています。

家族は旦那。夫婦二人を謳歌中です。
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